Category: FF14
吉P
吉田 荒れた中学時代でした(笑)。でも、それなりの共学高校に進学できたんです。とりあえず「オレが学校を仕切ってやる!」ぐらいの気合で入学したのに、生徒たちがみんなホワ~ンとしていて、空気感もピンク色なんですよ。そこで自分がハンパなく浮いていることに気づいて、3ヵ月後くらいには自分も同じ方向に……。「やっぱり女子とは楽しく遊んだほうがいいな!」と(笑)。
吉田 当時、チュンソフトは新人募集をしていなかったんです。でも学校を通じてお話をしたら「履歴書を送ってください」と言われて。その後、面接してもらえることになったのですが、その直前にハドソンから内定をもらったんです。荒れていて母親に心配をかけた時期もあったので、早く安心してもらいたくて、ハドソンに入ることを決めました。あとは、一度ゲーム業界に入ってしまえば、その後の業界内での異動は楽だろうと考えていたところもあります……。
吉田 僕は、変わるときは派手に変わるだろうから、あまり未来のことを考えてもしょうがないと思っています。そのうえで、スクエニに所属している以上、僕がというよりスクエニとして3~5年以内には、HDのAAA級タイトルを作らないといけないと思っています。そうしないと、後に続く人が増えてこないという危機感があって。6月のE3で、『ゴッド・オブ・ウォー』の新作や『Horizon Zero Dawn』を見て、尋常じゃないほど悔しくて。そういう作品を期待されているスクエニという会社に、僕は在籍しています。若いころの僕なら、いまの自分と同じ立場にいる上司に対して、「なぜこれを“ウチの会社”でやろうとしないんです!?」と、食ってかかっているだろうな、と。だから、まずはそこですね。ここまで海外メーカーに差をつけられたら、とにかく悔しい!
吉田 ゲーム作りが楽しいと感じている限りは、ずっとやっていると思います。それがつまらなくなったら、すぐにやめると思います。会社も同じです。
吉田 しんどいですよね。ゲームって、なかなかそこまで真剣に楽しんでもらえるものではなくなってしまったと感じています。いまは消費文化の時代で、「気楽に遊べればいい」という空気がありますよね。
吉田 僕は、“自分が遊んでおもしろいと思えるものを作る”です。なぜなら、自分がひとり目の遊び手だからです。世界にもし自分と同じ感覚の人がいてくれれば、きっとその人もおもしろいと思ってくれるはずです。でも、自分すらつまらなければ、下手すれば世界中の誰ひとりとして、このゲームをおもしろいと思う人がいない……なんてことになりかねないと考えています。
吉田 会社に命令されたら作って売る。そうしないと、会社が儲からないのでつぎのゲームが作れません。だからそういった状況になったとしても、少なくとも、「自分だけでも“おもしろい”と思えるものを作ろう」という気概を持ち続けたいんです。
吉田 いまが楽しければいいんじゃないですか? もしつまらなくなったら、やめるか、変えるかすれば。
吉田 半年に1回あるかどうかなんですが、心底やりたくないときはしません。会社も休みます。そのぶん、ふだんは人の3倍は仕事をしているので、「1日ぐらいいいじゃないか」と。休んでずっと映画を観たり、本を読んだりしますね。何度も自分で分析しましたが、なぜそんなに仕事がしたくなくなる日があるのか、さっぱりわからないんです。
流石14ちゃんを立て直した事はある。人格者。
西山Pと安田Pも見習って欲しい。
人柄に惚れてはじめたゲームはFF14以外無い。
こういった形で、新しいコンテンツに触れる事になるとは思っても見なかった。
それほど魅力的な人間、吉田直樹P。
FF14関係のイベントは都内で定期的にあるみたいだから、参加してみようかな。
バンダイ、セガ、カプコンが堕落する中、ゲーム業界唯一の希望の光。
新参ものながら、これから応援していきたい。
ただ、労働時間的にハードワーカーなので体調管理だけはしっかり行って欲しい。
9-22まで仕事してそこから26時までFF14プレイするってハードワーク。